アプリケーションエンジニアは副業でも可能なのか？仕事を獲得する方法と収入の目安は？

アプリケーションエンジニアの仕事内容は、スマホアプリやWebアプリの開発だけではなく、業務システムの設計やソフトの開発など多岐にわたります。

設計や開発のみならず運用まで任される場合もあるため、大変やりがいのある仕事です。

そこで今回は、アプリケーションエンジニアは副業でもできるのか、副業で仕事を獲得する方法と収入の目安についてお伝えします。

アプリケーションエンジニアは副業でもできるのか？

システムエンジニアといえば、会社勤務が多い印象をもたれているのではないでしょうか。

しかし実は、外注でアプリケーションエンジニアの力を借りたい、というクライアントもたくさんいます。

そのため、アプリケーションエンジニアの仕事内容は幅広く、必ずしも会社勤めが必要なわけではありません。

開発のための環境が整っていれば、副業やフリーランスとして請け負うこともできます。

副業で仕事を獲得する方法

アプリケーションエンジニアを副業にする方法は、大きく分けると3つ。

「自分自身で仕事を作る」「クライアントに仕事をもらう」「違うアプローチでスキルを活用する」
方法があります。

これら3つの方法を順に見ていきましょう。

1.自分でスマホ・Webアプリを開発

まずは「自分自身で仕事を作る」場合です。

自身でスマホアプリの開発とリリースを行い、広告収入を得るという方法、またはWebサービスを立ち上げる方法があります。

Webサービスを立ち上げるときは、Webサイトを運営していかなければなりません。

ビジネス的な要素も多くハードルが高めですが、スマホアプリやWebアプリが当たれば一獲千金も夢ではないでしょう。

ただし、必ず稼げるという保証もないことからフリーランスよりも、副業として始めるほうがおすすめです。

本収入がある内に休日を使ってスキルを磨き、少しでも収入が増えればうれしいという方に向いています。

2.クラウドソーシングでクライアントを探す

こちらは「クライアントに仕事をもらう」場合です。

個人的にアプリを開発するよりも、クライアントから依頼されたほうが確実に収入を得られるため、堅実な方法といえるでしょう。

クラウドソーシングという専用のWebサイトに登録すれば、誰でも仕事の発注や受注ができる仕組みです。

報酬を得る度に手数料を負担する必要がありますが、クライアントを探す手間を省くことができます。

よく見受けられる募集案件は、アプリの開発や仕様変更、デバッグなどです。

良い募集案件は倍率が高い傾向にありますが、副業を始めるなら一度目を通してはいかがでしょうか。

3.Webサイトやブログでスキルを伝える

実際にプログラミングをするわけではないが、アプリケーションエンジニアの仕事を誰かに教えるという仕事もあります。

一般的な求人情報の他に、クラウドソーシングでも講師やインストラクターを募集しています。

さらに、ブログやWebサイトを開設し、記事を書いて広告収入を得る方法もあります。

ブログやWebサイトで収益を出すにはある程度の期間継続することが求められます。

しかし、有益な情報をしっかりと読者に届けることができれば、読者がついて収益につながります。

結果は後からついてくる方法といえるでしょう。

記事を書いて広告収入を得る方法のメリットは、好きな時間に記事を書けること、ブログやWebサイト自体が自分の宣伝や名刺代わりになることです。

エンジニアとして仕事を受けたければ、Webサイトでアピールすると良いでしょう。

収入の目安は？

スマホアプリの収益

スマホアプリの収入は、ダウンロード数によってバラつきがあります。

1ダウンロードおよそ数円から数十円です。

例えば、1ダウンロードが2円の場合、1万ダウンロードで2万円になります。

単純な計算ですが、毎月1万ダウンロードを達成できるようなアプリを開発できれば、メンテナンスなどを行うだけで月に2万円の収入です。

アプリ1つだけではなく、複数のアプリをリリースすれば可能性はもっと広がります。

クラウドソーシングの相場

クラウドソーシングは、アプリの開発・仕様変更などの募集が多くあります。

1案件およそ3万円から募集があり、「開発したアプリに不具合が生じたため、修正してほしい」というような内容です。

クライアントが個人の場合、数万円で取引されることが多いといえます。

また、大掛かりなアプリケーションの修正、機能追加では、10万円～50万円が相場でしょう。

クライアントによっても予算はさまざまですし、交渉で金額が前後する場合もあります。

ブログ収入

ブログの収入はアフィリエイトが一般的です。

記事に貼った広告を読者がクリックしたり、そこから買い物をしたりすることで収益が発生します。

最初は記事を読んでもらうことすら難しいですが、毎日書きためていくことでブログに訪れる人数が増えます。

有名なクリック型広告の場合、1クリック0.1円～0.4円の報酬を受け取れるため、月に1万回クリックだと1,000円～4,000円です。

有名ブロガーではなくても、ブログで副収入を得ている方は多くいらっしゃいます。

まとめ

副業には、空き時間を使って副収入が得られること以外にも、本業とは違う場所でスキルを磨き知識が増えるなどのメリットがあります。

本業での経験と知識が副業で役に立つのはもちろんですが、副業で得た知識もまた本業に還元できるでしょう。

アプリケーションエンジニアは副業の種類もさまざまのため、自分に合った方法で収入とスキルを伸ばすことができます。